イクシーズラボがChatGPTを展開するOpenAI社の技術と連携したチャットボット構築・メンテナンス自動化サービスを提供開始

プレスリリース

AIチャットボット、AIチャット検索、AIドキュメント検索などAIによる業務効率化サービスを提供する株式会社イクシーズラボ(本社:東京都江東区、代表取締役社長: 菊池 淳、以下イクシーズラボ)は、ChatGPTにも使われているOpenAI社※1のGPTを利用し、チャットボットの初期構築及びメンテナンスを自動化する「CAIWA Service Viii Powered by ChatGPT API」を提供開始することをお知らせします。

※1 OpenAI is an AI research and deployment company.

■お問い合わせはこちら:https://www.exiis-lab.com/contact-prd/

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CAIWA Service Viii Powered by ChatGPT APIの開発背景

イクシーズラボのチャットボットCAIWA Serviceシリーズは、自然な言葉に対する認識精度の高さにおいて導入企業様から高評価を得ております。CAIWA Serviceで利用される会話エンジンは20年以上の研究開発及び商用での利用実績があり、その間に磨かれた独自開発の言語モデルによって、ユーザーによる学習がされていない初期状態においても言語認識精度が高いという強みがあります。また、回答精度を高めるためのメンテナンスを簡単に行えるツールも用意しています。

このような性能面で高評価を受けているCAIWAサービスですが、それでも尚、初期構築およびメンテナンスへの負荷軽減が望まれるようになっていました。
そこで今回、GPTと連携することによりQ&Aデータ作成やメンテナンスの自動化を実現し、より企業様のニーズに答えたCAIWAサービスを提供することが可能となりました。

CAIWA Service Viii Powered by ChatGPT APIの概要と特徴

GPTは、非構造化データから特定の目的に合わせたテキスト生成が得意です。この機能を活用して、社内ドキュメント等の知財からチャットボットの知識データを自動生成※2します。これにより、チャットボットの初期構築やメンテナンスの手間が大幅に軽減されるとともに、ChatGPT単体では難しい企業固有の製品やサービスに関する専門的な問い合わせにも対応できるようになります。

※2 入力された情報は、OpenAI社側の学習データとして利用されません。

<各機能概要>

・Q&A自動生成機能:

AIチャットボットの初期構築時に必要となるQ&Aリストを一括自動生成する機能

・回答自動生成機能:

回答できなかった質問の回答例をメンテナンス時に自動生成する機能

特徴

1.自動生成には、社内文書、製品カタログ、マニュアル、メールの問い合わせ履歴など非構造化データを利用できます。
2.自動で生成されたデータは、簡単に編集できるため、誤った回答をするリスクがありません。
3.全ての操作は、CAIWA Serviceの管理画面上で行えるため、一括管理が可能です。

今後の展望

今後も、イクシーズラボでは、OpenAI社のGPTアーキテクチャーをはじめとした大規模言語モデルを利用して、革新的な機能の開発に注力し、新たな価値を提供できるような様々なプロダクトや機能をリリースしていく予定です。

イクシーズラボのCAIWA Serviceについて

CAIWA Serviceは、学習済みの言語モデルを搭載したAI会話エンジン「CAIWA」をベースにした高性能なAIチャットボットです。
目的・用途に合わせて3種類の製品を用意しています。

AIチャットボット CAIWA Service Viii

Viii(ヴィー)は、社内ヘルプやカスタマサポートとして利用できるAIチャットボットです。学習済みの言語モデルが搭載されているため、導入までに時間がかからず、導入企業様からは回答の精度が高く、メンテナンスもしやすいと高い評価を受けています。Microsoft Teamsや多数のメッセンジャーアプリでも使用可能で、100カ国以上の多言語に対応するオプションも用意されています。なお、提供方法はクラウド型とオンプレミス型の両方があります。

AIチャット検索 CAIWA Service CoReDA

CoReDA(コレダ)は、AIを活用した高度な検索機能により容易に目的の情報を得ることができるチャット型の情報検索システムです。データを取り込み基本設定をするだけで、絞り込み検索シナリオやQ&Aを手間なく作成できるのが特徴です。
製薬会社において、医療関係者向けの医薬品情報検索やECサイトにおける商品情報検索で利用されています。

AIドキュメント検索 CAIWA Service FinDoc

FinDoc(ファインドック)は、社内に蓄積された大量の電子文書から必要情報を探し出すのを支援します。ファイル名および文書内の全文を検索対象にし、ファイルの場所だけではなく、探している情報がどのページにあるかまで提示します。Viiiと連携することで、問い合わせ対応を行いながら、回答できなかった場合などにFinDocに切り替え、ドキュメント内に最適な情報があれば提示することも可能となります。

イクシーズラボについて

2017年1月に設立されました。主に独自開発したAI会話プラットフォーム「CAIWA」をベースとしたチャットボットなどの製品を提供する事業およびAIに関する各種技術の応用研究を行っています。イクシーズラボは2017年設立ではありますが、前身の会社があり「CAIWA」は前社時代に開発され20年以上の歴史があり、現在も性能向上のための開発をしています。今後も「CAIWA」をベースとした製品の性能向上のために最新技術を取り込むなどの努力を続けるとともに、様々な分野にAI技術を応用することで、社会の発展に貢献することを目指します。